蓼科山の様子 2022/7/2 〜北八ヶ岳の名峰は岩の急登!〜
八ヶ岳の最北端に位置する蓼科山に登ってきました。日本百名山に選ばれています。端正な円錐形をした名峰であり、蓼科富士とも呼ばれています。
蓼科山は登山口がいくつかあり、今回は七合目登山口から入山しました。七合目へはマイカーでのみアクセス可能です。駐車場は朝早くに満車となりますので注意してください。筆者は七合目に停められず、1kmほど下った御泉水ビジターセンターの駐車場(無料)を利用しました。
⚠七合目・大河原峠駐車場の状況
筆者は土曜日の8:00頃に到着しましたが、七合目、大河原峠ともにすでに満車でした。七合目駐車場は路肩まで数台停まっていました。駐車場を利用するにはかなり早めに到着する必要があります。十分注意してください。
今回の山行は七合目と山頂を往復する蓼科山の最短ルートです。詳しいルートはこちらをご覧ください。
https://yamap.com/activities/18250017
この鳥居をくぐると登山道の始まりです。山一体が蓼科神社の境内となっています。お邪魔する、という心持ちで鳥居をくぐりましょう。
開始後しばらくはなだらかな道です。
15分ほど歩くと岩がゴロゴロとして傾斜がきつくなります。
天狗の露地を超えるとさらに傾斜がきつくなり、緩むことなく急登が続きます。
途中、一瞬だけ開けた場所があります。正確な山がわかりませんが、北アルプス方向だと思われます。この地点をすぎると、蓼科山荘まではもうすぐです。
大河原峠ルートなどの合流地点にある蓼科山荘に到着です。この後はさらに険しい登りが待っていますので、腰を下ろしてしっかり休憩しましょう。
外に、オリジナルTシャツや手ぬぐい、ピンバッジなどが売っています。
蓼科山荘から5分ほど歩くと、全身を使ってよじ登るような岩場が出てきます。ここから山頂付近までこのような登りが続きます。
途中で鎖場がありますが、登りでは鎖に頼らず登ったほうが良いです。どうしても怖い場合は補助的に掴みましょう。
蓼科山荘を出て30分ほどすると、稜線上に出ます。振り返ると絶景が広がって気持ちいいですが、少し高度感があります。
蓼科山頂ヒュッテを過ぎるとすぐに山頂です!
山頂一体は岩だらけでだだっ広い異様な光景が広がります。晴れていると南八ヶ岳、北アルプス、浅間山など長野県の名だたる山を一望できます。当日は少し天候が悪く、眺望はイマイチでした。
蓼科山頂ヒュッテではカレーライスやちゃんぽんが食べられます。残念ながらカレーライスは10:00頃に売り切れたようです・・・(筆者到着は12:00頃)
おこじょのかわいいオリジナル手ぬぐいがありますので、ぜひゲットしましょう。
下山も同じ道ですので写真は省略します。急な岩場が断続的に続くため、下りはとても神経を使います。こまめに休憩しながら下りましょう。
ハードな下山だったため、七合目の鳥居が見えたときの感動はひとしおでした。
以上、蓼科山の七合目〜山頂往復ルートの紹介でした。コースタイムや標高差だけ見ると初心者向きのように見えますが、中身はハードな急登です。体力によほど自身がない限り、初登山の方は避けたほうがよいでしょう。登り下りの基本的な歩き方ができる程度まで回数を重ねた上で登ることをおすすめします。