金時山の様子 2022/11/25 〜富士山と箱根山の大絶景〜

金時山は神奈川県足柄下郡箱根町と足柄市、静岡県駿河小山町にまたがり、日本三百名山に選ばれています。富士山の展望台として、また登山初級者が楽しめる山として知られています。

主な登山口は箱根北部を横切る国道138号線沿いにあり、それぞれ電車とバスでアクセスできます。車でアクセスする場合は公時神社からのスタートになります。今回は公時神社を起点に登り、金時山から乙女峠まで縦走して公時神社に戻るコースを歩きました。

🛈駐車場情報

公時神社付近に駐車場が3つあります。無料駐車場は争奪戦となるため、多くの方は駐車料金を払っての利用となります。

①公時神社駐車場 [無料]
エヴァンゲリオンコラボのトイレがある駐車場で、数台分です。唯一無料であるため競争率が非常に高く、停めるには相当早く到着する必要があります。

②金時ゴルフ練習場 [800円]
ゴルフ練習場が登山者用に駐車場を開放してくれています。練習場施設の目の前は練習場利用者専用で、少し奥に行ったところが登山者用ですので注意してください。平日は開放していないようです。

金時山登山口駐車場 [800円]
国道138号線を挟んで逆側にあります。こちらは30台ほど停められます。

詳しいルート、行動記録はこちらからご覧ください。
https://yamap.com/activities/21148227

駐車場に車を停め、まずは名物のお手洗いへ。

入口正面はATフィールド全開なので、きちんと回り込んで入りましょう。

登る前に、安全な登山を願ってお参りです。朝はまだ扉がしまっていて賽銭箱がなかったので、下山後に再度来ることにします。

登山開始です。

途中で車道を渡ります。車に轢かれないように気をつけましょう。

岩が出てきました。

紅葉が終わってかなり落葉していますが、おかげで青空がよく見えます。

『金時宿り石』金太郎と母親が夜露をしのいだあとされる岩です。

わかりづらい箇所や危険箇所にはロープが張ってあります。とてもよく整備されていて、ありがたいですね。

登りがきつくなり、木の根がむきだしになっています。

小刻みに曲がりながら急登を進みます。

再び岩が出てきました。

稜線に出て、大涌谷方面が見えました。

金時登山口バス停からの登りとの合流地点です。

稜線上は明るい道です。

最後の急登!!

振り返ると大涌谷、神山、芦ノ湖が見えています。

確かに、斜面はどこも急で岩がたくさんありました。

西丹沢の山々

山頂に到着!

遠く南アルプスまで見えています。ひときわ白い山が北岳です。

愛鷹山

駿河湾越しの伊豆半島

芦ノ湖の船までばっちり見えました。

金太郎茶屋さんのしめじ汁。しめじがとても立派で香ばしく、疲れた身体におつゆがしみました。

山頂のトイレは100円で利用できます。中はとても綺麗でした。

山頂部は岩だらけです。

乙女峠に向けて縦走します。金時山から長尾山までの下りで何箇所か危ないところがありました。

※いずれも下から撮影

気持ちの良い尾根歩きができます。

なにに注意・・・??

きっと紅葉が綺麗なんでしょうね〜〜

長尾山の山頂です。眺望がなく、先へ進みます。

段差が大きいところには、丸太などで小さい段差を作ってくれています。

乙女峠に到着。

金時山から見るのとはまた違い、正面にドーン!と迫力ある富士山です。

乙女峠からの下りはしばらく岩がある道です。

徐々に石が小さくなります。

苔があるところは滑りやすいので要注意!

車の音が聴こえてきました。

ルートが非常にわかりづらいため、ロープに沿ってゆっくり進みましょう。

乙女口コース登山口まで下りてきました。あとは道路に沿って公時神社まで戻ります。

山麓はまだ紅葉が残っていました。

戻ってきました!

神社ではたくさんの鶏が放し飼いされています。100円で餌を買うこともできます。

帰りに『富士八景の湯』に入りました。富士山ビューの露天風呂があります。富士山を見ながら足を伸ばして座れる休憩所があり、ぜひまた来たいです。

金時山への登りはコースタイムこそ長くなく簡単に登れそうですが、後半は急登続きで息切れします。水分や行動食をしっかり持っていきましょう。

11月下旬は凍結はないものの、息が白くなるほど気温が低いです。途中で脱着できるように薄めのシャツ、アウターで重ね着しましょう。