関東大回り乗車(2008年)
昔、JR東日本の関東大回り乗車をやったことがありました。ログとしてここに記録します。
大回り乗車とは?
大都市近郊区間において、乗車券の運賃を最短経路で計算するという運賃の特定を活用して、安い運賃で多くの距離を乗車することを言います。
以下、JR東日本の運賃計算の特例ページより抜粋。
大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例
図のそれぞれの大都市近郊区間内のみを普通乗車券または回数乗車券でご利用になる場合は、実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます。
重複しない限り乗車経路は自由に選べますが、途中下車はできません。途中で下車される場合は、実際に乗車された区間の運賃と比較して不足している場合はその差額をいただきます。
とてもシンプルな例を出すと、
- 上野から日暮里までの普通運賃は切符利用で140円
- 上野で140円の切符を買い、山手線の内回りで行っても外回りで行ってもOK となります。
このように、とても安いお金で長〜く楽しめるのが大回り乗車の醍醐味ですね。
2008年2月に行った大回り乗車
津田沼で150円切符を買い、船橋までの大回り乗車をしました。以下がその経路です。
!2008年2月当時のものですので、現在この通りに乗れるかわかりませんので、試したい場合は必ず時刻表で調べてください!
乗車駅 | 発 | 降車駅 | 着 | 路線 |
---|---|---|---|---|
津田沼 | 6:40 | 成田 | 7:25 | 総武線快速&総武本線 |
成田 | 7:58 | 我孫子 | 8:41 | 成田線 |
我孫子 | 8:50 | 土浦 | 9:26 | 常磐線 |
土浦 | 9:26 | 友部 | 10:13 | 常磐線 |
友部 | 10:21 | 小山 | 11:23 | 水戸線 |
小山 | 11:28 | 高崎 | 13:11 | 両毛線 |
高崎 | 13:35 | 高麗川 | 14:58 | 八高線 |
高麗川 | 15:06 | 八王子 | 15:45 | 八高線 |
八王子 | 15:57 | 橋本 | 16:09 | 横浜線 |
橋本 | 16:23 | 茅ヶ崎 | 17:23 | 相模線 |
茅ヶ崎 | 17:37 | 東京 | 18:20 | 東海道本線 |
東京 | 19:05 | 船橋 | 19:32 | 総武線快速 |
記録集
実際にやってみた感想は、あまり楽しかった記憶はなく、ひたすら列車に乗っていたなあと笑 トイレや食事を計算した上で行程を組んでいたため、特にバタバタしたタイミングはありませんでした。もし大回り乗車を行う場合は、乗り換え時間に加えて食事以外に休憩時間を設けて行程を組むことをおすすめします。
また、当時は切符乗車で実施したため、車内改札があった場合に備えて経路や工程表を印刷して持参しました。
今はIC乗車がほとんどですのでここまで準備する必要はありませんが、どういった経路で乗車しようとしているか説明できるようにしましょう。
次回は、首都圏の大回り乗車で特急に乗るパターンをやってみたいです。