日帰りスノボの強力な味方!?モンベルの登山用ザック

電車やバスで移動するスノーボーダーの皆さん、板やブーツをどのように持っていきますか??移動を楽にしてくれるかもしれないザックを買いましたので、ご紹介します。

スノーボードの持ち運び

とにかく大変ですよね。筆者はunigearのリュックサック型のブーツバッグ、板はソールカバーをつけて手持ちで移動します。加えて、滑るときに背負う小さいザックも板と一緒に手に持っています。

少し脱線ですが、滑るときはGREGORYのRAVEN12を使っています。トレラン用の軽量ザックで、滑っていても体の不自由さを全く感じない逸品です。

ブーツバッグの不満

ブーツバッグはスノボのブーツ1足を楽に入れられる構造になっており、ヘルメット、ウェアのパンツが余裕で入ります。しかし奥行きが大きすぎて、移動中や公共交通機関に乗る際の取り回しが大変です。例えば路線バスで膝の上に乗せておくのはかなり難しいです。

また、登山を始めたことでいいザックを知った弊害かもしれませんが、背負っていると疲れます・・・。移動中の疲労を少しでも減らして、滑るための体力を温存したいものです。そこで、新調することにしました。

モンベルの40Lザックが良さげなので購入!

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商品名:アルチプラノ®パック 40
価格:15,300円(税抜)

webshop.montbell.jp

購入を決めた、良いポイントを挙げていきます。

1.ザックなので奥行きが大きすぎない

登山用の縦長のザックです。パンパンにするとそれなりの奥行きになりそうですが、ブーツバッグよりスリムです。

2.登山用なので背負っても疲れにくそう

さすがはアウトドア専門ブランドのザック、実際に背負ってみたらいい感触でした。軽量の生地であり、軽さと背負いやすさがうまく両立されているザックだと感じます。

3.コインロッカーに入る

日帰りスノーボードでは重要なポイントです。背中のパッドが柔らかいため、中身を抜くと無理なく折ることができます。スキー場のコインロッカーは複数サイズ設置されていることが多いものの大きいサイズは数が少ないため、小さめのサイズに入る方が安心できます。

4.軽量防水生地

カシャカシャと薄手の生地ですが、防水に対応しています。さらに軽量のパーサライトというシリーズがありますが、防水非対応です。

5.別売のパーツで拡張が可能

現地での宿泊を見越した場合のポイントです。仮に滑るための物だけで気室が埋まってしまっても、別売の拡張パーツを買うことで着替えや宿泊用の荷物を一緒に運ぶことができます。こちらは実際に詰めてみてから考えます。

日帰り想定の荷物を詰めてみた!!

実際に日帰りで滑りに行くときの荷物をそのまま詰めてみました。なお、ウェアジャケットはいつも家から着ていきます(そのような人は稀かもしれません・・・)

詰めたもの  

スノボブーツ、ウェアパンツ、プロテクター(ロングタイプ)、ミトングローブ、ヘルメット、バラクラバ、ゴーグル

実際に詰めたものの中身たちです。 f:id:uhfuji:20220117233409j:plain

結果

見事に入りました!! f:id:uhfuji:20220117233435j:plain ※写真写りで色味が違ってますがご了承ください

背負った感触はとても良いです。ウェアのジャケットも入れる場合は、ヘルメットを外出ししないと厳しそうです。1泊や2泊の際もこのザックで済ませてしまいたいので、ヘルメットを外につける対策をします。

後日、実際に使ってみたレビューもアップしたいと思います。

【スキー場レビュー】かぐらスキー場:みつまた、かぐらエリア(21-22シーズン)

初めて当ブログにたどり着いた方はまず スキー場レビューについて - dskbot ~weblog~ をご一読ください。


2022年もよろしくお願いいたします。この冬もスノーボードのシーズンインを迎えましたので、早速レビューしていきます。

シーズン一発目は新潟県のかぐらスキー場です。とても大きなスキー場であり、田代・かぐら・みつまたの3つのエリアがあります。筆者が訪れた日はかぐら・みつまたエリアのみの営業で、かつ強風などのため限定的な運営でした。

Goodポイント

アクセスがよい湯沢エリアの中で、ゲレンデに対する人の密集度が低いです。人と人の間を縫うように滑ったり、ぶつかりそうで怖くてターンの練習ができない・・・といったことはほとんどありません。

また、標高が高く積雪量や雪質が良いとされており、5月下旬までのロングシーズン楽しめるスキー場です。

気になるポイント

ベースの施設は最低限が揃っている印象で、綺麗で快適とは言えません。

アクセス(都心からの行程)

東京駅→新幹線 約90分→越後湯沢駅→急行バス 20分→スキー場

越後湯沢駅からみつまたまでは路線バスと急行バスの2系統が運行されています。朝は乗り場に行列ができるのでわかりやすいです。降車事前に乗車券を

《モデルケース》 東京駅7:00発→越後湯沢8:23着→8:40発→みつまた9:00着

スキーセンター

みつまたエリアのベースは、コンパクトな建物にチケット売り場、更衣室、レンタル屋が入っています。室内は板の持ち込みが禁止されているため外に立てておく必要があるのですが、駐車場がすぐそばにあるため、少しの間でも板を置くときはワイヤーロックなど施錠することを強くおすすめします。

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コインロッカー

大きさごとで400円と500円の2種類があり、1回きりのタイプです(一度鍵を開けると再度お金を入れる)

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更衣室の中と外にあり、中は数が少ないため朝早いもの勝ちです。筆者は越後湯沢駅を8:40に発車する急行バスでみつまたに着き、更衣室内のロッカーを使えました。

更衣室

10人同時に着替えるとかなり狭く感じる程度の広さです。暖房がよく効いています。

※人がいたため撮影は控えました

お風呂

今回は利用していませんのでレビュー対象外です。スキー場内にはなく、近所に「みつまた街道の湯」というお風呂があります。

コース

訪れた日はみつまたエリアが第1高速と第2ロマンス、かぐらエリアがゴンドラと第1ロマンスと第1高速のみ運営していました。特にかぐらエリアは朝の時点で第1ロマンスに集中し、列が伸びました。

雪質がとてもよく、転んでもあまり痛くない、初心者に優しいバーンでした。特にみつまたエリアはロープウェイでベースに上がって高速リフトで回せるため、初心者におすすめできます。

リフト待ち時間

全体的に長くて5分程度という待ち時間であり、よくガーラ湯沢などに行く身としては快適の一言です。かぐらの第1ロマンスのみ、長蛇の列で15分程度待ちました。

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景色

当日はなかなか天気がよくならず、あまり眺望がありませんでした。途中で、遠く飯士山の南斜面を臨め、岩原スキー場の広大なバーンが遠目でもよくわかりました。

ゲレンデ飯

みつまたのカフェ「SNOWMAN」でチキン野菜のミルクココナッツカレー(1,600円)を食べました。器によそる時点でココナッツの香りがして、甘辛くてとても美味しかったです。券売機に中辛と記載があり、確かにピリ辛でしたが、辛いものがあまり得意でない筆者でも難なく食べられました。

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スキー場周辺

徒歩圏内にレンタルショップや宿らしきものがありますが、お土産をゆっくり見るといった場所はありません。車であれば、少し行くと道の駅やお風呂があります。

電車とバスで行く場合は、滑った後の買い物や食事は越後湯沢駅で楽しむと良いでしょう。

スキー場レビューについて

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当ブログにおけるスキー場レビューについて、対象とする読者やレビュー観点を記載します。

対象とする読者の方

主に日帰りでスキー・スノーボードを楽しむ方向けに書いています。シーズン中に筆者が宿泊で行くこともありますので、その場合でも極力日帰り利用の観点を盛り込んで書きます。

例えば・・・

  • コインロッカーは1回ごとに支払う?一度お金を入れたら終日使えるタイプ?
  • 更衣室の広さは?
  • 公共交通機関の利便性は?

などです。

レビュー観点について

公共交通機関を利用してのアクセスや施設面がメインです。コース状況やコンディションは時期、日ごと、時間帯によって大きく変わるため、滑ってみて気づいた点を簡単に共有する程度に留めています。

筆者は圧雪された緩・中斜面を滑る初級スノーボーダーであるため、パウダー・パーク・ツリーランなど嗜好性の高いものはご紹介できません。今後上達できればレポートするかもしれませんので、見守っていただければと思います。

ご興味があればぜひスノーボードカテゴリを覗いてください。 スノーボード カテゴリーの記事一覧 - dskbot ~weblog~

USB Type-CハブでChromebook IdeaPad Duetをパワーアップ!

愛機であるChromebook IdeaPad Duetをパワーアップさせました。

使っている方はご存知の通り、外部接続できるポートはUSB Type-C 1つ(!)のみ。ワイヤレス充電は非対応であり、給電しながら別のデバイスと有線接続することができません。おそらく、これがIdeaPad Duet最大の弱点です。

その弱点を解消すべく、Type-C対応のUSBハブを購入しました。

  • USB-Cオスで接続する
  • 給電しながら他のデバイスを接続できる
  • USB-Aポートがついている
  • SDカードリーダーがついている

これらを満たすUSB Type-Cハブを探していました。

ありました!! f:id:uhfuji:20211205144052j:plain Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C

Amazonブラックフライデーで4,799円で購入しました。2021/12/08現在は5,999円です。 急ぎではないが気になるものは ほしいものリスト に入れておき、値引きされたら買うのがおすすめです。

布製のケースがついており、ケーブルをお洒落にしまえます。 f:id:uhfuji:20211208225846j:plain

実際に取り付けたビジュアルを比較してみましょう。

▼Before f:id:uhfuji:20211208225719j:plain

▼After f:id:uhfuji:20211208225738j:plain

外付けSSDやSDカードを接続しつつ、TypeCでの充電も同時にできています。素晴らしい!写真にはありませんが、USB A⇔USB Cでデータ転送に対応したケーブルがあればAndroidをUSBデバイスとして読み込めます。

写真を整理&バックアップするためにWindows機を使っていましたが、IdeaPad DuetだけでPixelと外付けSSD間のデータ転送が行えます。PCが1つ不要になるのは大きいですね。

陣馬山の様子 2021/11/23 〜低山の紅葉はもう少し!〜

勤労感謝の日陣馬山へ登ってきました。低山の紅葉ピークはもう少し先ですが、日差しが心地よい山行でした。

JR藤野駅から登山口まで路線バスで5分、徒歩で30分です。今回は徒歩で向かいました。

駅を出てトンネルをくぐると、しばらく谷あいを歩きます。紅葉が始まっていて綺麗です。

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登山開始です!

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登山口から山頂へ向かうコースは、一の尾根、栃谷尾根、奈良子尾根の3つがあります。最も緩やかで登りやすいのは一の尾根です。多くのハイカーが一の尾根から登っていきましたが、筆者は急登箇所がある栃谷尾根で登りました。 f:id:uhfuji:20211124223016j:plain

しばらく車道の緩やかな上りです。朝は冷えていますので、防寒対策はしっかりとしましょう。

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雨上がりの晴れでしたので、朝霧と相まって木漏れ日がとても綺麗でした。

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しばらく歩くと分かれ道があり、右が奈良子尾根、左が栃谷尾根です。左に向かいます。 f:id:uhfuji:20211124223156j:plain

途中、休憩所とトイレがあります。ここを過ぎると山頂までトイレはありません。 f:id:uhfuji:20211124223211j:plain

この看板がある先が民家に向かっているように見えますが、民家のほんの少し手前で左に曲がります。わかりづらいので要注意です。 f:id:uhfuji:20211124223605j:plain

農地の脇を進み、急登が続きます。 f:id:uhfuji:20211124223628j:plain

振り返ると展望がありますので、ゆっくり、時折休憩しながら登りましょう。 f:id:uhfuji:20211124223658j:plain

樹林帯に入るといわゆる登山道になります。落ち葉が多く、滑りやすいので要注意です。

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栃谷尾根は上りの緩急があり、ところどころ急な登りがあります。 f:id:uhfuji:20211124223747j:plainf:id:uhfuji:20211124223757j:plain

登頂!!たくさんのハイカーで賑わっていました。 f:id:uhfuji:20211124223941j:plain

山頂から少し下りたところに清水小屋という小屋があります。食べ物を注文したら、景色の良いテラス(?)席を見つけて座って待ちます。 f:id:uhfuji:20211124223958j:plain

席から見える景色です。山の尾根筋だけ紅葉しています。残念ながら富士山を拝むことはできませんでしたが、遠くに雪をかぶった南アルプスが見えました。 f:id:uhfuji:20211124224026j:plain f:id:uhfuji:20211124224036j:plain

けんちん汁 600円。里芋、厚揚げ、きのこなど具沢山で、寒い山頂でとても体に染みました。 f:id:uhfuji:20211124224045j:plain

帰りは一の尾根で下山しました。栃谷尾根に比べて落ち葉の量がすごく、急な箇所や段差は特に気をつけて下る必要があります。 f:id:uhfuji:20211124224058j:plain f:id:uhfuji:20211124224120j:plain

分かれ道のように見えますが、左下に向かいます。 f:id:uhfuji:20211124224132j:plain

途中、少しザレた箇所があります。 f:id:uhfuji:20211124224143j:plain

里に降りてくると舗装路を下り、登山口に到着です。往路と同じく徒歩で藤野駅まで戻りました。

今さら聞けないスノーボード用語

はじめに

筆者がここ1年で学んだスノーボードに関する用語をまとめました。スノーボードを始めたばかりの人や、割と長くやっているけど実は詳しく知らない、といった人に少しでもスノーボードの面白さが広がってくれることを願って書きます。

なお、道具自体の用語は端折ります(後で足すかも)

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人編

ここでいう人とは、スノーボーダーのポジション、役割などを指します。

「プロ」

スノーボードのプロ資格を持っている人。

デモンストレーター

インストラクターの教育を行う資格を持つ人。インストラクター自体もしっかりとした技術が求められるが、さらに高い技術が求められる。

「ライダー」

ショップやメーカーがスポンサーとなり、専属契約を結んだ人。提供されたプロダクトを使って、スポンサーを背負って大会やイベントに出る。

インフルエンサー

これ自体は一般的な用語。スノーボード業界においては、特定のショップやメーカーのプロダクトを使って広報する人。

レギュラー?グーフィー?スイッチ?

レギュラーは、左足を前にして滑るのが基本の人。グーフィーは右足が前。

それぞれ、その逆の形で滑っている状態がスイッチ。

滑りのジャンル編

一言でスノーボードといっても、滑る場所や滑り方によって色々なジャンルがあります。それぞれにかっこよさがあるので、自分が練習したいジャンルを探してみましょう。

※注意
知っているものを同列に列挙するので、大小を兼ねるものがあると思います。

「フリースタイル」

ジャンプや回転など、技の難易度やスタイル(=かっこよさ)で競う、または技を成功(=メイク)させることを楽しむジャンル。キッカーと呼ばれるジャンプ台や後述のジブで色々な技を披露する。これを得意とする人をフリースタイラーと呼ぶことがある。

カービング

語源は彫刻を意味するCarving 。曲がるを意味するcurveとは異なる。雪に対して板を立て、雪を削るようにして滑ることからこの名がついた。これを得意とする人をカーバーと呼ぶことがある。

「グラウンドトリック(グラトリ)」

平らな雪面において、低速で滑りながらジャンプや回転などの技をする。自分の筋力及び板の反発のみで技を繰り出す。これを得意とする人をグラトラーと呼んだりする。グラトリは低速で行うことが多いが、高速で滑りながら流れの中でグラトリ技を組み合わせる滑り方をラントリック(ラントリ)と呼ぶ。

「ジブ」

レールやボックスといったアイテムを使った滑り。雪とは違い、ツルツルで硬いものの上を滑ったり回転したりする。これを得意な人をジバーと呼ぶことがある。パッと見土管のような塩ビと呼ばれるアイテムもある。

バックカントリー

略してBCと書くことがある。スキー場ではなく、自然のままの雪山を滑る。圧雪されていない急な斜面をハイクアップしてから滑ることが多く、登山する体力及び、パウダーの対応も含めた高い滑走技術が求められる。また、スキー場によるメンテナンスがされていない斜面は雪崩や遭難の危険性が高く、天候や山の状況をしっかり見極めるための知識と判断力も必要となる。

アルペン

斜面を滑るスピードを争う。競技としての側面が強い。

「フリーラン」

特定の滑り方やアイテムによらず、雪山を自由に滑ること。例えばスキー場内の地形をいかして技をしたりする。

トリック編

キッカーやグラトリなどトリックのシーンは様々ですが、トリックの要素は決まった呼び方があります。

「フロントサイド」

略してFS。体の前側を向いて回転すること。レギュラーなら反時計周り、グーフィーなら時計回り。レギュラーのかかと側のターンをフロントサードターンと呼ぶこともある。FSナカジマという伝説のトリックがあるらしい。

「バックサイド」

略してBS。体の後ろ側を向いて回転すること。レギュラーなら時計回り、グーフィーなら反時計回り。

「180、360、540 などなど」

数字は大抵の場合、回転する角度を表す。180なら半回転、360なら1回転、540なら1回転半。なお、フィギュアスケートのように回転数に応じてダブル、トリプルと表現することもある。

「バックフリップ/フロントフリップ」

バックフリップはいわゆるバク宙。フロントフリップは前宙。ダブルバックフリップは後方2回宙返り。バックフリップ中毒という病気があるらしい。

「その他色々」

コークとかロデオとかよくわからないため、これから勉強。CABはスイッチからのトリック??難しい。

以上です!明らかに誤っているものや、大きく誤解を招く恐れのあるものがあればぜひコメントください。

なお、初心者や初級者向けに書いた記事ですので、突き詰めれば○○といったガチコメントはありがたく参考にしますが、記事に反映するかどうかは筆者が判断させていただきます。ご了承ください。

大菩薩嶺の様子 2021/11/6

山梨県大菩薩嶺(だいぼさつれい)に登ってきました。標高2,057mの山で、日本百名山の一座です。近くに大菩薩峠があり、その稜線から見る富士山がとても美しく、日帰り登山で人気があります。

最も標高差が少ないのは上日川峠を起点とするコースです。初めて登山をする方、小さいお子さんがいる方、山の雰囲気を楽しみながらゆっくり歩きたい方は直接大菩薩峠へ向かうコースがおすすめです。登山経験がある方、しっかりとした登りを楽しみたい方は雷岩〜大菩薩嶺へ登るコースに行きましょう。

筆者は車で上日川峠まで至り登山しました。上日川峠付近には3つの駐車場があり、近いところから埋まっていきます。この週末は紅葉シーズンのピークでとても混雑していたため全ての駐車場が満車でした。

上日川峠で係の方から、大菩薩北岸駐車場を案内されました。 f:id:uhfuji:20211107161324j:plain

混雑時期は大菩薩湖北岸駐車場へ
上日川峠から車で南側へ3kmほど回り込んだ場所にあり、かなり遠く感じますが歩いて10分ほどで上日川峠へ至ることができます。連休や紅葉シーズンの休日など明らかに混んでいるときは、始めからこの駐車場に行くことで、上日川峠から戻る時間を短縮できます。 f:id:uhfuji:20211107161334j:plain

それでは、登山道の様子です。

コース:上日川峠〜雷岩〜大菩薩嶺〜雷岩〜大菩薩峠〜上日川峠

f:id:uhfuji:20211107161349j:plain 大菩薩湖北岸駐車場から上日川峠へ至る登山道の入り口です。

f:id:uhfuji:20211107161400j:plain 上日川峠の公衆トイレは朝とても混雑していました。できれば上日川峠へ上がってくる前に済ませておきましょう。

f:id:uhfuji:20211107161427j:plain もみじが素晴らしいです。

f:id:uhfuji:20211107161442j:plain 序盤は木漏れ日が心地よい、ゆったりとした登りです。

※写真がなくてごめんなさい 樹林帯から抜けて開けてくると、登りがかなりきつくなります。所々で道が別れる箇所があり、土がむき出しの道は滑りやすいため、木の根や岩がある方を選んで進みましょう。

f:id:uhfuji:20211107161459j:plain 開けたところからは、紅葉、大菩薩湖、富士山といった素晴らしい景色が広がります。

f:id:uhfuji:20211107161509j:plain 大菩薩嶺山頂は眺望がなく、沢山の人で賑わっていました。

f:id:uhfuji:20211107161525j:plain 雷岩から大菩薩峠方面へ少し行ったところから。甲府盆地越しに南アルプスを臨めます。

f:id:uhfuji:20211107161538j:plain 大菩薩峠への途中、秋らしさを感じながらの稜線歩きです。

f:id:uhfuji:20211107161548j:plain 大菩薩峠にある介山荘。yamasankaのピンバッジはここで買えます。

f:id:uhfuji:20211107161601j:plain 大菩薩峠から上日川峠への下りは、車が通れる幅のゆったりとした道です。

f:id:uhfuji:20211107161728j:plain 上日川峠にあるロッジ長兵衛でホットコーヒーをいただきました。カップとソーサーの柄が素敵ですね。

1月以降は上日川峠へ向かう道が閉鎖されますので、今年中に行く場合は早めに登ることをおすすめします。