はじめに
筆者がここ1年で学んだスノーボードに関する用語をまとめました。スノーボードを始めたばかりの人や、割と長くやっているけど実は詳しく知らない、といった人に少しでもスノーボードの面白さが広がってくれることを願って書きます。
なお、道具自体の用語は端折ります(後で足すかも)
人編
ここでいう人とは、スノーボーダーのポジション、役割などを指します。
「プロ」
スノーボードのプロ資格を持っている人。
インストラクターの教育を行う資格を持つ人。インストラクター自体もしっかりとした技術が求められるが、さらに高い技術が求められる。
「ライダー」
ショップやメーカーがスポンサーとなり、専属契約を結んだ人。提供されたプロダクトを使って、スポンサーを背負って大会やイベントに出る。
「インフルエンサー」
これ自体は一般的な用語。スノーボード業界においては、特定のショップやメーカーのプロダクトを使って広報する人。
レギュラー?グーフィー?スイッチ?
レギュラーは、左足を前にして滑るのが基本の人。グーフィーは右足が前。
それぞれ、その逆の形で滑っている状態がスイッチ。
滑りのジャンル編
一言でスノーボードといっても、滑る場所や滑り方によって色々なジャンルがあります。それぞれにかっこよさがあるので、自分が練習したいジャンルを探してみましょう。
※注意
知っているものを同列に列挙するので、大小を兼ねるものがあると思います。
「フリースタイル」
ジャンプや回転など、技の難易度やスタイル(=かっこよさ)で競う、または技を成功(=メイク)させることを楽しむジャンル。キッカーと呼ばれるジャンプ台や後述のジブで色々な技を披露する。これを得意とする人をフリースタイラーと呼ぶことがある。
「カービング」
語源は彫刻を意味するCarving 。曲がるを意味するcurveとは異なる。雪に対して板を立て、雪を削るようにして滑ることからこの名がついた。これを得意とする人をカーバーと呼ぶことがある。
「グラウンドトリック(グラトリ)」
平らな雪面において、低速で滑りながらジャンプや回転などの技をする。自分の筋力及び板の反発のみで技を繰り出す。これを得意とする人をグラトラーと呼んだりする。グラトリは低速で行うことが多いが、高速で滑りながら流れの中でグラトリ技を組み合わせる滑り方をラントリック(ラントリ)と呼ぶ。
「ジブ」
レールやボックスといったアイテムを使った滑り。雪とは違い、ツルツルで硬いものの上を滑ったり回転したりする。これを得意な人をジバーと呼ぶことがある。パッと見土管のような塩ビと呼ばれるアイテムもある。
「バックカントリー」
略してBCと書くことがある。スキー場ではなく、自然のままの雪山を滑る。圧雪されていない急な斜面をハイクアップしてから滑ることが多く、登山する体力及び、パウダーの対応も含めた高い滑走技術が求められる。また、スキー場によるメンテナンスがされていない斜面は雪崩や遭難の危険性が高く、天候や山の状況をしっかり見極めるための知識と判断力も必要となる。
「アルペン」
斜面を滑るスピードを争う。競技としての側面が強い。
「フリーラン」
特定の滑り方やアイテムによらず、雪山を自由に滑ること。例えばスキー場内の地形をいかして技をしたりする。
トリック編
キッカーやグラトリなどトリックのシーンは様々ですが、トリックの要素は決まった呼び方があります。
「フロントサイド」
略してFS。体の前側を向いて回転すること。レギュラーなら反時計周り、グーフィーなら時計回り。レギュラーのかかと側のターンをフロントサードターンと呼ぶこともある。FSナカジマという伝説のトリックがあるらしい。
「バックサイド」
略してBS。体の後ろ側を向いて回転すること。レギュラーなら時計回り、グーフィーなら反時計回り。
「180、360、540 などなど」
数字は大抵の場合、回転する角度を表す。180なら半回転、360なら1回転、540なら1回転半。なお、フィギュアスケートのように回転数に応じてダブル、トリプルと表現することもある。
「バックフリップ/フロントフリップ」
バックフリップはいわゆるバク宙。フロントフリップは前宙。ダブルバックフリップは後方2回宙返り。バックフリップ中毒という病気があるらしい。
「その他色々」
コークとかロデオとかよくわからないため、これから勉強。CABはスイッチからのトリック??難しい。
以上です!明らかに誤っているものや、大きく誤解を招く恐れのあるものがあればぜひコメントください。
なお、初心者や初級者向けに書いた記事ですので、突き詰めれば○○といったガチコメントはありがたく参考にしますが、記事に反映するかどうかは筆者が判断させていただきます。ご了承ください。