先日、日帰りで日光に旅してきました。その道中で訪れた日光山輪王寺(りんのうじ)がとても素晴らしかったので共有します。
🛈こんな人におすすめです
日光山輪王寺とは
日光山輪王寺は栃木県日光市にあるお寺です。とても有名な東照宮(とうしょうぐう)のすぐ近くにあり、一体の建造物や景観が 日光の社寺 として世界遺産に登録されています。
奈良時代に日光山として開山されて建てられたのが輪王寺と二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)で、江戸時代になって東照宮や輪王寺大猷院(たいゆういん)などが建てられました。
日光山輪王寺の魅力<仏像>
輪王寺にはたくさんの仏像があり、中でも特に魅力的だったものをピックアップしました。
①巨大な三仏
輪王寺についてまず目を引くのが、三仏堂と呼ばれる大きな建物。東日本最大の木造建築だそうです。
ここには高さ7.5mの馬頭観音、阿弥陀如来、千手観音の大仏様が堂々と安置されています。ぜひ、拝観券を買って中で拝みましょう。
中は撮影禁止のため写真がなくてすみませんmm
②全ての干支にまつわる御本尊
干支には、それぞれ守護神である御本尊がいるのを知っていますか??輪王寺では、全国でも珍しく十二支全ての御本尊を拝むことができます。例えば子年なら千手観音、丑・寅年は虚空菩薩。ちなみに午年は馬頭観音ではなく勢至(せいし)菩薩です。
③徳川家康公坐像【期間限定】
※令和5年3月1日から令和6年3月31日までの限定公開です
東照宮でおなじみの江戸幕府初代将軍である徳川家康の坐像を拝むことができます。10cmほどの小さい坐像ですが、お顔などが精巧に描かれています。 www.rinnoji.or.jp
日光山輪王寺の魅力<大猷院>
ここからは、三仏堂や護摩堂から離れて建てられた大猷院(たいゆういん)の魅力をお伝えします。
④立派な杉と石段が醸し出す境内の雰囲気
立派な杉、どっしりとした石段など山奥特有の境内を持ちます。あるところから先は一般の大名が立ち入ることができない場所とされ、展望所から見下ろすと他では味わえない景色を味わえます。
⑤金箔の建物に入れる
日本で金箔が大量に使われている建物は岩手の中尊寺金色堂、日光の輪王寺大猷院、京都の金閣寺が有名です。それらの中で唯一、中に立ち入ることができるのが大猷院の拝殿です。国宝に指定されています。拝殿の中に入ると住職の方から拝殿や縁起物に関する説明を受けられます。
中は撮影禁止です。ぜひ行って、天井の龍や教科書に乗っている唐獅子の襖絵などを堪能してください。
⑥人が少なく落ち着いている
筆者は土曜日に行きましたが、観光客の多くは東照宮や二荒山神社に足を運んでいたようで、特に大猷院は参拝者が少なくゆっくりと過ごせました。人混みが苦手な方はぜひ行かれてみてください。
ちなみに同じ日の東照宮の様子はこちら。差がすごいです汗
日光観光は現金を多めに
日光周辺を観光するときの注意点です。お寺や神社をお参りすると、お守りや御札、御朱印などは基本現金で支払います(二荒山神社のみ一部PayPay対応) 加えて日光周辺のお土産店はクレジットカードやQR決済非対応のお店が多くあり、中には完全にキャッシュオンリーのお店もあります。予め現金を多めに持っていきましょう。
途中で現金を補充する場合は、国道119号日光街道沿いのファミリーマートか、東武日光駅構内のセブン銀行ATMで引き出すことができます。バスはICカード対応なので大丈夫です。
以上、日光山輪王寺の紹介でした。