登山、車と電車どっちがいい??

グリーンシーズンへと突入しました。そろそろ今年の登山計画を立てたり、もう登り始めている方も多いと思います。

イカーを持たないハイカーの皆さんは、どのように登山口にアクセスしますか??登山を始めたばかりの方やこれから登山を始めようと考えている方に向けて、車で行く場合と公共交通機関を使って行く場合のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット・デメリットの数にばらつきがありますが、どちらかの肩を持つわけではないことにご留意ください。なお、出発地や人数によって金額が大きく変わるため、金銭的な比較は省いています。

まずは車で行く場合です。マイカーを持っていなくても、レンタカーやカーシェアリングを使えば可能になります。

メリット

柔軟に予定を立てられ、行動できる
朝が早い趣味として最大のメリットです。深夜や早朝に出発して午前中のうちに登山し、昼には下山してこれます。また、直前や当日に行き先を変更することも可能です。

荷物をたくさん持っていける
登山用の靴、着替え、下山後の食べ物などを車に積んでおけるので、行動時以外の荷物を気にする必要がなくなります。

デメリット

疲れたあとに運転するのがつらい
下山後帰宅するまで運転する必要があるため、帰りの体力も考慮して登山する必要があります。少しでも眠気を感じたら、途中のパーキングエリアなどで仮眠を取りましょう。

登りと同じ登山口に戻ってくる必要がある
登山時に停めた駐車場に必ず戻ってくる必要があります。そのため、登りと下りでバリエーションを持たせたい場合にはネックになります。

渋滞のリスク&トイレ
車で移動する際につきまとうのが渋滞です。高速道路で渋滞にハマってしまうと、つらい状況になることもあります。早めのトイレ休憩を心がけましょう。

車の予約が取れず、日程変更を強いられることがある
イカーを持っていない場合、希望する日にレンタカーやカーシェアリングの予約が取れないので泣く泣く日程変更・・・ということがあります。予約可能となるタイミングで早めに取っておきましょう。

公共交通機関

主に電車とバスを使う場合のポイントです。

メリット

出発地と異なる登山口に下りられる
山を越えて向こう側に下りたい、違ったルートで下りたい、といった場合に有効です。

帰りの体力を気にしなくて良い
ヘトヘトに疲れても、帰りの電車やバスで爆睡できます。ただし、乗り過ごしにはご注意を。

移動時間の計画が立てやすい
特に電車は特別な事情がない限り時間通りに移動できるため、現地までの行動計画が立てやすいです。

新幹線や特急などを利用するなら快適な移動になる
山域によっては、新幹線や特急を使って移動することがあると思います。広い席でお弁当を食べたりして、移動時間をゆっくりと過ごすことができます。

デメリット

車より下山の時間がシビアになる
帰りの電車やバスの時間を気にしながらの登山になります。特に、山の中を走る路線バスは逃すと数時間待ち・・・なんてこともありえます。

荷物を全て持ち続ける必要がある
登山前後の着替えやお風呂セットなどを全てザックに詰め込む必要があります。現地で登山靴に履き替える場合は、日帰りサイズのザックでパンパンになります。

往路の混雑状況によって少し疲れた状態で登山を開始することになる
筆者が実際に経験したのですが、往路で1時間以上立った状態で電車移動したことがあり、登山開始時点で足が少し張っている、といったことがありました。指定席で乗る電車やバスは問題ないですが、路線バスや普通列車の場合は必ずしも座れないことに留意しましょう。

最後に

登山は必ず午前中のうちに登り始める計画にしましょう。季節によっては、午後登り始めて下山中に真っ暗になることがあります(筆者は初登山でやってしまいました)

それでは、楽しい登山ライフを!!