スノーボード(スキー)を上達したい!と思っている方、プライベートレッスンという存在を知っているが受けるか迷っている方へ向けた記事です。
レッスンは上達への近道!
2022年現在、SNSの発達によってインターネットを介して様々なHow-Toが見れたり、色んなジャンルのプロや上手い人の滑りをいつでも無料で見ることができます。
しかし、自分自身が上達するには実際に滑る必要があります(すみません、当たり前ですね)イメトレをしたりシーズンオフに筋肉やバランス感覚を鍛えても、やはり、ゲレンデで実践してこそです。
自分が習得したい滑りや技は、イメージ通りにできているか。また、イメージとどれくらいかけ離れているか。それを自分自身で把握することはとても難しいです(電話越しの自分の声ってよくわからないですよね。あれと似ています。)
レッスンを受けることで、そもそも自分の技術レベルはどのあたりなのか?知らぬ間に変な癖がついていないか?具体的な練習方法は?といった疑問を解消するヒントになります。
グループレッスン?プライベートレッスン?
レッスンには大きく2つあり、他人を含む数名のグループで一緒に受講するグループレッスンと、インストラクターを専有できるプライベートレッスンがあります。
1回あたりにかかる費用を単純比較するとグループレッスンの方が安く済みますが、筆者は圧倒的にプライベートレッスンをおすすめします。実際にプライベートレッスンを受けて感じたことをもとに、メリットとデメリットを整理します。
メリット
自分の滑りに対していつでもフィードバックが得られる
このいつでもというのがポイントです。つきっきりでレッスンをするので、1回の滑り、動作に対してすぐにフィードバックをもらうことができます。グループレッスンの場合は数名分の滑る時間と受講者へのフィードバックの時間があるため、必然的に待ち時間が増えます。
自分に合った練習方法を把握できる
インストラクターと一緒に自分の技術レベルを深堀りできるため、もっと高めるべき要素はなにかが明確になります。また、それを克服するための練習方法やチェックする方法を教えてくれます。グループレッスンの場合は、より一般的なものに限られることが多いです。
1つのスキー場で色んな楽しみを知れる
レッスン中にゲレンデのどこにでも連れていってもらえます。インストラクターが提案してくれることもあれば、自分が攻略したいコースを言えば、連れていってもらえます。例えばパウダーに入ってみたい、不整地を体験したい、などです。自分だけで滑っていても気付けない発見があったりして、よりスキー場を楽しむことができます。
デメリット
受講料が高く付く
インストラクターを半日や1日専有できる反面、お値段は相応に高くなります。値段設定はマチマチなためスクールの公式ページで確認ください。参考までに、筆者が2022年2月に白馬五竜スノーボードスクールで受講したスノーボードプライベートレッスンは休日4時間で24,000円、平日4時間で22,000円でした。
値段のインパクトが大きいため尻込みしそうですが、時間や価値で均すとグループレッスンとあまり大きな差はありません。
- プライベートレッスン 4時間 24,000円
- グループレッスン 2時間 5,500円 ※連続ターン上達クラスの場合
(どちらも白馬五竜スノーボードスクール より21-22シーズンの価格を引用)
グループレッスンを4名で受講したと仮定すると、インストラクターと直接お話できる時間は実質30分です。プライベートレッスンで30分に換算すると3,000円となるため、プライベートレッスンの方がお得と言えます。
つきっきりなので、人疲れしやすい方にはきついかも
1人で受講する場合は初対面の方と1対1で話すことになります。筆者もそうですが、初対面はドキドキしますよね。人と人のことなので正直相性が物を言います。が、実際に会ってみるしかないため、相性がよいインストラクターと出会えたらそこに通いましょう。
プライベートレッスンを受講するには?値段は?
ここまで読んでいただいて "お、ちょっと受けてみたくなったぞ" という方へ、実際に受講してするにあたってのポイントをまとめます。
- 当日飛び込みで受講できる場合もありますが、事前に予約するのが確実です。
- 時間は2時間から4時間が設定されていることが多いです。2時間は割と一瞬で過ぎてしまう印象があります。
- インストラクターはレッスン開始時に初めて対面します。スクールによっては、元プロなどを事前予約制で指名できるところがあります。
- 価格は2時間で1.2万〜2.5万が相場です。スクールによってかなり値段差がありますので、評判と照らしてよく調べてから申し込みましょう。
スノーボードスクールの選び方
最後にスクールの選び方を共有します。スキー場やスクールによって、公認の団体が異なったり対象技術レベルが異なったりします。
SAJ公認やJSBA公認のスクールを選ぼう
まず、このどちらかが公認のスクールであれば間違いないはずです。2つの団体は上達のためのアプローチが少し異なるようで、気になる方は調べてみて、より自分に合ってそうなところを探してみてください。
スキー場によってインストラクターに求める技術レベルや質が異なるらしい
筆者は2箇所でしか受講したことがなく、どちらもとても良いレッスンだったため体験していませんが、同じ団体公認のスクールでもインストラクターの技術レベルは違うらしいです。これも実際に受けてみないとわからないため、そんなことがあるらしい、くらいに捉えてください。
いかがだったでしょうか。迷っている方、上達したい方に少しでも参考になれば幸いです!