登山靴(トレッキングシューズ)の選び方

先日、好日山荘へ登山ギアを買いに行ったときのお話です。

お店についてまず靴を見ようと店員さんに声をかけたところ、靴の履き方から紐の結び方、足に合っているかどうかの確認ポイントなど丁寧に教えてくださりました。気になっている靴を伝えて試着をはじめ、合いそうなモデルを持ってきてもらったり、足にフィットするように中敷きを変えてもらったりと色々試して、結局4種類の靴を試着しました。

試着では、履く前に中敷きだけを取り出して足を乗せて適正サイズが確認します。つま先から1cmほど余るのが適正とのこと。その後、足を入れてかかとがピッタリするように履き、紐をつま先側から締めていきます。足の甲が狭く感じる場合は途中で1箇所だけ緩めにする、という小技を教えてもらいました。単にきつく締めれば良いわけではないんですね。一番上まで紐を入れたら結びます。

さて、履いたあとは足にフィットするかどうかの確認です。お店には試着用のちょっとした坂と階段が用意されており、正面での上り下りに加えて横向きでも上り下りすることで、足首で当たる箇所がないか、中で足がずれないかなどをチェックします。履いた瞬間はピッタリだと思っても、坂を上り下りすると意外と足がずれたり、足に当たって痛みが出たりと、平らなところで 履いただけではわからない発見があります。

お店に行く前は、デザインからColumbiaのトレッキングシューズが気になっていましたが、結果店員さんが選んでくれたMAMMUT Mercury III Mid GTX® Menにしました。このモデルは初級者レベルのトレッキングから富士登山までカバーできるそうです。素晴らしい店員さんに当たり、いい靴にめぐりあえて良い買い物になりました。

今までは、靴を買うときに店で試着はするものの、少し歩いて「まぁ大丈夫だな」と選んでいました。が、登山靴は高価であるとともに、少しの違和感がひどい靴ずれを起こしたり、最悪怪我につながることを考えると慎重に選ばなければいけません。

早く買った靴を履いて山に行きたいです!!